紫外線対策で髪の「美しさ」と「健康」を守ろう
2024/06/04
ヘアケアで見落としがちなのが紫外線対策。髪には修復機能がないため、しっかりとした対策が必要です。しかし、ただ単にUVスプレーをかけるだけではなく、正しい対策方法を知っておくことが大切です。そこで今回は、美容室での紫外線対策の徹底解説をご紹介します。美しさだけでなく、健康も手に入れたい方は必見です!
目次
美容室での紫外線対策を徹底解説! 「美しさ」と「健康」を手に入れよう
夏の強い日差しや、年中降り注ぐ紫外線は、肌の老化やシミ、肌ガンなどの原因にもなっています。美容室でのサービスは「美しい髪」を作るものですが、紫外線対策もできるのでしょうか?今回は、美容室での紫外線対策について徹底解説します。
紫外線対策とは?
肌の紫外線対策は、サングラスや帽子などのアイテム着用や、紫外線吸収剤配合の日焼け止めを塗ること、近年は日傘を利用する人も増えていますね。美容室での紫外線対策も同様で、カラーリングやパーマなど施術中の頭皮に直接UVカットスプレーを使用し、肌の紫外線ダメージを防ぎます。
紫外線が髪に与える悪影響
5月頃から増え始める紫外線。そこから9月にかけて、最大で冬の3倍以上も紫外線が降り注ぐのです。紫外線は晴れた日だけではなく、曇りの日にも降り注ぎ、髪や頭皮に悪影響を及ぼします。肌同様に乾燥し、老化を進めるのです。
①紫外線を浴びる⇒キューティクルがダメージを受ける⇒髪が乾燥する⇒パサつく⇒摩擦や絡まりで傷む。
②紫外線を浴びる⇒髪の主成分:たんぱく質が変質⇒切れ毛や枝毛ができやすくなる。
③紫外線を浴びる⇒紫外線が 頭皮へと入りこむ⇒毛髪を作る毛母細胞に異常⇒抜け毛の原因になる。
④紫外線を浴びる⇒「メラニン細胞」がダメージを負う⇒白髪促進。
髪や頭皮にも紫外線対策が必要なことが実感できますよね。
美容室での紫外線対策商品
近年、美容室での紫外線対策商品も充実しています。UV効果のあるヘアケア商品はスプレーに加え、オイルもあります。長時間、外にいる場合は2時間を目安に塗りなおすといいでしょう。夜、しっかりシャンプーで洗い流す事も忘れずに。髪には修復機能がないため、紫外線ダメージで軽減したたんぱく質を補うトリートメントも、髪の美しさを保つのに効果的です。美容室での定期的なトリートメントに加え、プロが勧めるホームケアを取り入れるのもポイントです。 また、毛先が日差しを浴びないように髪をアップスタイルにするのも良いでしょう。
美容室での紫外線対策の重要性
美容室では、高濃度の薬剤を使用したカラーリングやパーマといった施術が行われています。そのため、頭皮や髪に与えるダメージが大きく、紫外線ダメージも重なることで、髪質の悪化を招いてしまうことがあります。紫外線対策は美しさだけでなく、健康的な髪や頭皮を保つためにも、欠かせない取り組みといえます。