美容師と業務委託サロンの責任問題について解説!
2024/06/29
現代の美容業界には、店舗に所属する美容師とフリーランス美容師の存在があります。店舗に所属している美容師がいる一方、業務委託サロンの場合は独立した美容師が集まって運営されています。この2つの形態にはそれぞれの責任が存在し、美容師の働きかたにも影響します。今回は業務委託サロンで働く美容師の責任について解説します。
目次
業務委託サロンで働く責任について
業務委託サロンで美容師として働く場合、その責任は非常に重いものがあります。例えば、カットやカラーリングの技術が高くなければ、顧客に極めて不満足な仕上がりを提供してしまうこともあるでしょう。しかし、美容師自身がミスをしてしまった場合でも、業務委託サロンの責任も問われることがあります。 業務委託サロンとは、美容師が自分の技術を提供する場所です。美容師は独立した個人事業主として、サロンの名前を借りて仕事をする仕組みです。つまり、自分の技術や接客面で問題が発生すると、他の個人事業主にも不名誉な評価を与える事になりかねません。 美容師がミスをした場合、場合によっては業務委託サロンにも責任が問われることがあります。例えば、美容室には常に特定の安全基準が存在し、これらの基準が守られていなかった場合、顧客が怪我をしたり痛みを感じたりする事態が発生することもあります。そのような場合、業務委託サロンも責任を持つ可能性があります。 一方、美容師は独立した個人事業主として、自分自身の行為に完全なる責任を負います。技術的な問題が発生した場合、美容師自身が責任を持ってクレームに応じる必要があります。美容師は自分自身が独立した個人事業主であることと、業務委託サロンが一切関係ないことを認識しておく必要があります。 美容室での仕事において、美容師と業務委託サロンの責任は切っても切れない関係にあります。美容師として働く前には、自分自身がどのような責任を持つのか、また仕事を行う業務委託サロンがどのような責任を負うのかを知っておくことが重要です。