水パーマの特徴とは？美容師が解説するパーマスタイルの選び方
2024/07/17
水パーマという言葉を聞いたことがありますか？パーマの方法は様々ありますが、その中に水パーマというものがあります。では、水パーマとは一体何なのでしょうか？この記事では美容師が解説する水パーマの特徴や選び方についてご紹介します。
目次
水パーマとは？
パーマといえば、薬剤の独特なかおりのイメージが先行しますが、最近では「水パーマ」と呼ばれる新しいタイプのパーマも注目を集めています。水パーマとは、ナノレベルまで細かくした水蒸気でかけるパーマ。薬剤ではなく、水蒸気でキューティクルを開くので、髪を傷めずに自然なウェーブを作ることができる施術のことです。
水パーマの特徴
水パーマの特徴は以下のように挙げられます。
まず、髪を傷めないことが最大のメリット。水パーマは薬剤を使わず、水で髪を柔らかくしたあと、熱を加えることで形をつけます。そのため、従来のパーマよりもダメージが少ないので、髪が傷んでしまう心配がありません。
また、自然なウェーブが作れることも魅力のひとつ。水パーマは、均一なウェーブをつくるために、普通のパーマよりも細かな部分に分けて行うため、ウェーブが自然で立体的に仕上がります。頭全体がウェーブになるわけではなく、自然なボリューム感を演出することもできます。
ただし、水パーマにはデメリットもあります。髪質が硬い人や、クセが強い人にはウェーブができにくいなど、効果には個人差があります。また、普通のパーマよりもウェーブの持続期間が短いという特徴もあるため、長期的なウェーブを求めている人には向いていないかもしれません。
美容師が解説するパーマスタイルの選び方
美容室でパーマをかけるにあたり、どのようなスタイルにしたいかを決めることが大切です。パーマにはさまざまな種類があり、それぞれ違った効果が得られます。以下に、美容師が解説するパーマスタイルの選び方を紹介します。 まず、ウェーブやカールの大きさを決めることが重要です。細かいウェーブや小さなカールを作る場合は、特殊なロッドを使うことで可能になります。逆に、大きなカールや波を作りたい場合は、太いロッドを使います。自分の髪の長さや質に合ったロッドを使うことが、理想のスタイルを実現するための重要なポイントです。 また、ウェーブやカールの強さを決めることも重要です。強いクセをつけたい場合は薬剤の濃度を高めたり、短時間で熱を加えることが大切です。逆に、ナチュラルなウェーブをつくりたい場合は、薬剤を薄くし、時間をかけてゆっくりとウェーブを作ります。 また、デジタルパーマやエアウェーブ、コスメパーマなど、最近では新しいタイプのパーマも増えてきています。自分の髪質に合わせて、どのような種類のパーマが自分に合っているか、美容師と相談しましょう。 今回、水パーマと他のパーマ種類について紹介しました。自分に合ったパーマスタイルを選び、美容室でスペシャリストに施術してもらうことで、理想のスタイルに仕上がることでしょう。
