針金パーマの魅力とは？美容師が教える針金パーマの施術方法と注意点

針金パーマとは、狭い針金を使ってウェーブを作り出すパーマのことです。ロッドより細い針金で髪を巻いているのですが、その魅力は何と言ってもパーマの持続力です。通常のパーマと違い、数ヶ月持続することができるのが特徴です。また、細かなウェーブで髪がしっかりカールするため、個性的でトレンド感あるスタイルが作れるのも魅力の一つです。

針金パーマの施術方法は、おおよそ下準備 → 髪の巻き方の確認 → 針金を巻く → 温かいアイロンであたためる → パーマ液を塗る → 洗い流す → ブロー・仕上げとなります。このうち特に重要なのが髪の巻き方の確認です。針金パーマのウェーブは、髪を細かく巻いていくため、巻きが浅かったり、不揃いだったりすると仕上がりに影響が出ます。また、パーマ液が酸性であることから、発色に影響が出てしまう場合があるため、美容師が適切な液を選ぶことも重要です。また、パーマ液を塗っている間にかゆくなったり、痛みを感じた場合は、すぐに美容師に伝える必要があります。

針金パーマは、酸性のパーマ液を使用するため、通常のパーマに比べ髪のダメージが少なく、アフターケアにも気を遣う必要があります。まずは、傷んだ髪をいたわるため、シャンプーやトリートメントは、低刺激や保湿が重視されるものを選びましょう。また、栄養補給をするためのヘアオイルやヘアマスクといったアイテムを使うと、パーマの持続力をアップすることができます。注意点としては、ドライヤーの使用時にも細心の注意を払う必要があります。髪がパーマをした側に寄ってしまうと、サイドや後ろの髪の毛がひっくり返ってしまったり、くせがついてしまうことがあるので、留意する必要があります。

針金パーマは、持続力の高さと美しいウェーブが特徴で、おしゃれ好きな女性たちから人気を集めています。施術時には、巻き方の確認やパーマ液の選定が大切であり、アフターケアにも注意することが必要です。髪質やスタイリング方法によっても違いが出てくるため、美容師に相談することをオススメします。